ブックタイトルkouren655
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と歓迎。続いて同社の企業紹介を行った後、同じ敷地内にある同社製造部門の「株式会社ニチハン繊維」工場見学へ案内しました。 工場では担当者が、一着のかりゆしウエアが出来上がるまでの工程を順を追って説明。同社スタッフが裁断・縫製・ポケット作りといった作業を手際よくこなす様子を、参加者は真剣な表情で見入っていました。また、この日の最高気温は26℃と平年よりかなり高めだったこともあり、見学後に本社併設の直営店舗でかりゆしウエアを購入し、すぐに着用して意見交換会に臨む姿が多く見られました。アンケート結果を踏まえ、夜の懇親会で本格議論 工場見学後は青年部会会員11名と高崎青経視察団が同社商談室に集まり、意見交換会を行いました。 開会にあたり、高崎青経理事長の瀧澤真吾氏が「私たちは43歳までの製造業経営者や2代目で構成された組織です。今回は歴史・風土・文化が異なる沖縄という場所を視察地に選び、先ほどの工場見学を含めて、何かしらヒントを得たいという思いでやって来ました。同じ若手の経済団体として、お互いに困っていたり悩んでいたりすることについて、ちょっとしたヒントなどを出し合えればより有意義な会になると思っています」とあいさつ。続いて両組織の活動紹介に移り、高崎青経は総務理事の丸山隆良氏が、工連青年部会は事務局の川満貞宏氏がそれぞれの組織の発足理由や事業内容、これまでの実績などを発表しました。 意見交換に先立ち、出席者全員の自己紹介を行った後、事前に取りまとめたアンケート結果が報告されました。例えば自社の景気状況について、良い・普通・悪いと回答があった割合は、高崎青経が各40%・30%・30%、工連青年部会は各15%・70%・15%。また事業継続における不安要素として、高崎青経からは働き方改革への対応、後継者問題、人員の獲得、大手メーカーの海外移転などが挙がり、工連では人員不足、法改正による競争の激化、社会風潮による製品需要の低下といった回答が寄せられました。 こうした結果を踏まえて簡単な質疑応答が行われ、あとは夜の懇親会で膝を交えて意見交換。お互いの経営課題や今後の展望などを語り合い、親睦を深めました。高崎青年経営者協議会理事長瀧澤真吾氏沖縄県工業連合会青年部会長大城直也氏青年部会(左)と高崎青経が向かい合い、意見交換意見交換後に高崎青経から高崎市の名産である達磨の記念品贈呈懇親会後に工連青年部会から泡盛の記念品贈呈7 OKINAWA INDUSTRIAL FEDERATION NEWS