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概要

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仲宗根糀家で取り扱う商品の数々。県内スーパー等で購入できるほか、HPで通販も受け付けているモズクの王様Line知っとこ会案内kouji-kun 左から「うさが味噌~れ~・甘辛味」、「同・ピリ辛味」、「チョコ・フォンド・ユー(シークヮーサー味)」。いずれも仲宗根糀家の糀を使用ているかと言うと、新鮮な生の食べ物と味噌や納豆、糀漬けなどの発酵食品なんです」と話します。 仲宗根社長は、糀から手軽に酵素を摂れることを知り、ご自分で作り始めたそう。それが仲宗根糀家の始まりにつながります。「酵素は主に生の野菜や果物に多く含まれていますが、毎日食べるのは大変です。もっと手軽に摂れないか考え、糀にたどり着きました」 大病を患ったことをきっかけに生活習慣や食事を改め、栄養学を学び、さまざまな資格を取得したそうです。「当時、沖縄では今よりもっと甘酒や糀に馴染みが薄かった。そこでまず甘酒の作り方の講習会を開きました。受講した方から自分で作るのは大変だから作ってほしいと言われ、仲宗根糀家を立ち上げることにしました」 甘酒は蒸した米に麹菌を加えて米糀を作り、さらに発酵させて作ります。温度調整や仕上がりの調整に苦労し、試行錯誤の連続だったそうです。「自社で安定した品質の商品を製造できるようになり、商品としての幅も広がりました」 米糀を使用したチョコレートペーストや味噌調味料など、沖縄の素材を使った商品も他社と開発しています。事業は順調に拡大し、自社店舗以外でもオーガニック食品を扱う店や大手スーパーで販売されるようになり、全国からの通販注文も増えているそうです。 仲宗根社長は、「糀は健康にいいだけでなく、調味料としてもとても優秀。大豆おからを糀で発酵させた『まぜとこ』はお肉に着けたり刺身や豆腐にのせたり、いろいろな食べ方ができます。美味しい食事でいつまでも健康でいられるのが一番」と言います。 酵素を通じて沖縄を健康にしたい、その思いから、商品開発をしつつホリスティック栄養アドバイザー・サプリメントアドバイザーとして健康に関する活動も欠かせません。 仲宗根糀家では、毎月数回、糀の作り方や使い方、酵素について学ぶ講習会「知っとこ会」を開いています。家庭単位から沖縄中へ酵素の良さを広め、人々が健康になるお手伝いをしたいと、仲宗根社長の挑戦は続きます。糀や酵素の良さを広めるため講習会も毎月開催7 OKINAWA INDUSTRIAL FEDERATION NEWS