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概要

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ルブリン工科大学との国際学術交流について―エネルギー・エコ学術交流プログラムの紹介―連絡先:琉球大学 工学部 工学科 環境建設系内富山 潤(社会基盤デザインコース)/仲松 亮(建築学コース)〒903-0213 沖縄県中頭郡西原町千原1番地TEL.富山 潤(098-895-8649)/ 仲松 亮(098-895-8901) FAX.098-895-8677(環境建設系事務室)【E-Mail】kouenkai-office@ml.tec.u-ryukyu.ac.jp ポーランド国立学術交流機関(Polish NationalAgency f or A cademic Exchange)による国際学術パートナーシッププログラムについて報告いたします。同プログラムでは、ルブリン工科大学(ポーランド)、熊本大学、崇城大学、当学、エネルギー環境ラボ間で、主に電気電子工学系の研究者、学生の交流を行い、エネルギー・環境関連の技術交流及び両国間の学術交流の発展を目的としています。ルブリンは人口36万人ほどの都市で、ルブリン工科大学の他、マリー・キュリー大学など多くの高等教育機関が存在し、市内の学生人口も約10万人と、ポーランド東部最大の学生の街になります。ルブリン工科大学は1953年設立の高等教育機関で、6学部、学生数約8000人と、当学とほぼ同規模の大学になります。今回ルブリン工科大学で当プログラムの責任者となられているのが、電気電子工学とコンピュータサイエンス学部学部長のHenryka D. STRYCZEWSKA教授で、プラズマや放電工学をご専門とされています。昨年12月には、当学より私と大学院生3名が、ルブリン工科大学を訪問し、研究紹介などの交流を行ってきました。圧電素子を用いた種籾の峻別技術や、モーションキャプチャ、プラズマ放電、電磁両立性(EMC)、超伝導等の研究室を訪問し、エネルギーハーベスティングやバイオインフォマティクスの研究会に参加しました。また、ITベンチャー企業のデータアート社や高等専門学校を訪問し、意見交換や国際交流を行ってきました。ルブリン市庁舎では、国際学術担当事務官からルブリン市の紹介を受け、私から沖縄について紹介してきました。学生は、寮に滞在し、ルブリン工科大学、熊本大学、崇城大学の学生達と一緒に生活することで、国際的な経験をすることができたと思います。今後2年間にわたって、研究者や学生の相互訪問や、ヨーロッパ、日本での国際会議の開催など両国間の研究交流を続けていきます。この交流により得られた電気電子工学、環境、農業、コンピュータサイエンス等の幅広い分野での成果を、沖縄の産業に活かせていければと思っております。ルブリン市庁舎訪問(中央左Stryczewska 教授)研究室見学(モーションキャプチャによるモデル化)琉球大学 工学部 工学科 電子情報通信コース・教授 山里 将朗TEL:098-895-8679 E-mail: yamazato@eee.u-ryukyu.ac.jp琉球大学紹介OKINAWA INDUSTRIAL FEDERATION NEWS 12