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2月10日(月)、拓南製鐵株式会社と拓南商事株式会社の合同見学会「第28回工場見学会」が行われました。同日合計5回の開催に588名が参加し、見学者は広大な敷地内をバスと徒歩で移動しながら、スタッフのガイドとともに「拓南商事」、「拓南製鐵」と次いで回りました。 実際の見学では、ガイダンス後「拓南商事」で沖縄全土から金属資源の回収を行った家電や車のリサイクルを行う工程を見学。こちらでは不要になった家電約8万台が集められているそうで、一番台数が多いのは洗濯機との事。「車」の解体作業の見学では、まるで車がオモチャのように解体される様子に参加者は驚愕の表情を浮かべていました。 次の「拓南製鐵」では、スクラップを原料に鉄筋・コイルを製造する工程を見学。印象的だったのは、赤く燃え上がる大きな電気炉。沖縄県内から集められた鉄屑、スクラップをアーク熱で溶解してできた溶鋼を1600℃まで昇温させ、鉄に悪影響の不純物を酸化スラグとして取り除く工程を行っているそうです。肌に熱さを感じるなか製鋼工程と圧延工程をひとしきり見て、見学は終了。 最初の集合場所に戻ると、スタッフから冷たい飲み物とスイーツの差し入れ。参加者はそれぞれホッと一息付きながらアンケート記入する姿が見られました。拓南製鐵㈱・拓南商事㈱合同工場見学会令和2年2月10日(月)沖縄市の拓南製鐵株式会社において、拓南製鐵(株)と拓南商事(株)の「第28回合同工場見学会」が開催され、588名が参加しました。この催しは、日頃の企業活動を県民へ広く理解を頂くことを目的としており、普段見ることができない鉄スクラップ原料から鉄筋が出来るまでのリサイクル過程は、壮大なスケールと熱い熱に圧倒されたあっという間の1時間でした。ガイダンスガイドスタッフ車の解体作業圧延工程完成した鉄筋製鋼工程OKINAWA INDUSTRIAL FEDERATION NEWS 8