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沖縄県食品産業協議会主催によるものづくり産業「省エネセミナー」が、那覇市の沖縄産業支援センターで開催され、参加者たちは省エネの進め方や省エネ技術について学びました。 セミナーは沖縄県食品産業協議会が会員向けに開催したもので、日ごろ各社が取り組んでいる省エネ対策について、有効な対策と今後の見通しなどを盛り込み活用してもらおうと無料で開催したものです。 講師には一般社団法人省エネルギーセンターからエネルギー使用合理化専門員の大西義人氏が招かれ、講義に先立ち、省エネルギーセンターの成り立ちや簡単な紹介、省エネルギーセンターによる無料診断の紹介がありました。 講義では、省エネのメリットや省エネが売上アップにつながることを述べたのち、エネルギー消費の現状、省エネの進め方、代表的な省エネルギー技術の紹介、省エネルギーセンターによる省エネ・節電ポータルサイト「shindan-net.jp」の紹介、無料診断および診断事例の紹介が行われました。省エネ技術では、電気に関する一例として、照明設備を高効率機器に更新する、コンプレッサのインバータ化などより具体的な対応策を紹介しました。 また、「経営改善につながる省エネ事例集2017年度」から「塩製造工場における廃熱等を活用した省エネルギーの取り組み」について主な改善活動を取り上げ、あわせて省エネルギーセンターのホームページからも、セミナー参加企業の業種別に実際の診断事例を取り上げ、具体的なポイントを説明しました。 大西氏は「省エネルギーセンターでは無料で診断を行っている。少しでも気になれば相談してほしい。今回のセミナーの内容を自社に持ち帰り、各自省エネに取り組んでもらいたい」と受診を呼びかけました。参加者たちは講師の説明をメモに取るなどし、約二時間にわたって熱心に耳を傾けていました。ものづくり産業 「省エネセミナー」開催沖縄県食品産業協議会活動報告令和元年8月30日(金) 那覇市・沖縄産業支援センター一般社団法人省エネルギーセンターエネルギー使用合理化専門員大西 義人氏説明会の様子OKINAWA INDUSTRIAL FEDERATION NEWS 8