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概要

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株式会社 御菓子御殿「元祖 紅いもタルト」で沖縄の観光産業や地域に貢献 柔軟な姿勢で躍進を続ける御菓子御殿の挑戦とは連絡先連絡先TEL: 098-958-7333FAX: 098-958-7330フリーダイヤル: 0120-040-892URL:https://www.okashigoten.co.jp/業 種 和洋菓子製造及び販売、喫茶店・レストラン経営設 立 昭和54年資本金 4,500万円代表者 代表取締役社長 澤岻 英樹住 所 沖縄県中頭郡読谷村字宇座657番地1株式会社 御菓子御殿代表取締役社長 澤岻 英樹沖縄初・紅いも菓子の開発で地域貢献とお土産産業創出工場見学で観光をけん引新アイデアも続々 沖縄を代表する人気菓子「元祖 紅いもタルト」を製造販売する「株式会社 御菓子御殿」。紅いもタルトの開発から現在に至るまで地元沖縄に寄り添い続ける同社の歴史と、コロナ禍における今後の戦略について伺います。 「株式会社 御菓子御殿」(以下、御菓子御殿)は、沖縄を代表する土産菓子で大人気の「元祖 紅いもタルト」発祥の会社です。創業は昭和47年、前社長であり現会長の澤岻カズ子氏が始めたレストランでした。当時は沖縄県の本土復帰に伴い、米軍基地で働いていた多くの人が解雇されました。その人々を雇用したレストランでは、アメリカ仕込みのドーナツやチョコレートケーキ、アップルパイなどを販売。とても人気があったそうです。その後、4店舗あったレストランを閉店し、読谷村に自社工場を移転、菓子製造販売業として新たにスタートしました。 「御菓子御殿の前身、『ポルシェ洋菓子店』は主に近隣の店で取り扱っていました。紅いもタルト開発は、その頃全国で〝一村一品運動?が流行っていて、昭和61年に読谷村商工会から紅いもで菓子を作れないかと相談されたことがきっかけです。どんな菓子にするか試行錯誤を重ね、『紅いもタルト』が誕生しました。徐々に口コミで広がり、機内食にもなりました。CAさんがお客様を案内してくださったり、観光バスのガイドさんが紹介してくれたりと地元に支えられながら人気商品になりました。『ポルシェ洋菓子店』もスタッフや配達員を増やし、沖縄全土に展開するに至りました」 御菓子御殿の「紅いもタルト」の魅力沖縄初・紅いも菓子の開発で地域貢献とお土産産業創出OKINAWA INDUSTRIAL FEDERATION NEWS 10