ブックタイトル工連ニュース2020年1月号
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工連ニュース2020年1月号
12月4日、那覇市内のホテルで、公益社団法人沖縄県工業連合会と沖縄県JIS協会の合同忘年会が開催され、会員企業および関連企業などから約300名もの参加者が集いました。 合同忘年会は、両団体の会員同士や関連団体・企業間での親睦・交流を深め、一年の労をねぎらうことを目的として毎年行われています。 はじめに、主催者を代表して公益社団法人沖縄県工業連合会・古波津昇会長と沖縄県JIS協会・岸本力副会長が挨拶を行い、一年間の活動報告や沖縄県および業界の動向についての所感、日頃の支援・協力へ感謝を述べました。古波津会長は挨拶の中で「今年は台風被害など全国で災害が多く発生したが、これからの世の中には台風対策など先人が培ってきた沖縄のノウハウが役立つと思う。積極的に発信していくべき。沖縄でも残念ながら首里城が焼失したが、首里城再建という大きな目標ができたと前向きに捉えて努力していきたい。好調な沖縄観光も次のステップに向かって、産業界・行政が一緒になって環境づくりを進めていくことが大切である」と決意を述べました。岸本副会長は県産品優先使用の要請活動など沖縄県JIS協会の今年度活動について紹介しつつ、「今年7月にはJISに関する新しい法律が施行された。我々メーカー側も製品の品質改善と生産性の向上を図り、安心安全な製品の安定供給を行っていく」とさらなるレベルアップを誓いました。 主催者挨拶に次いで、沖縄の産業に大きく貢献した令和元年度各種表彰受賞者へ花束贈呈が行われました。今年度は沖縄県産業・雇用拡大県民運動推進功労者賞を受賞した「大和コンクリート工業株式会社」をはじめとする企業3社、令和元年度特別優秀業務顕彰を受賞した「株式会社沖縄環境保全研究所」の平良辰二社長をはじめとする個人4名の方々が登壇。壇上に並んだ受賞者へ古波津会長より花束が贈られると、会場は温かい拍手に包まれました。 乾杯の音頭は沖縄県商工会連合会・米須義明会長が行い、沖縄式の「カリー」の挨拶で参加者が一斉に杯を掲げました。会場ではあちこちで名刺交換や挨拶が交わされ、和やかに交流している様子でした。また、幕開けや余興では玉城流直和会の皆さんが「かぎやで風」「鳩間節」などの琉球舞踊を披露し、華を添えました。 中締めの挨拶は沖縄県工業連合会の座間味勲副会長が行いました。会場には会員企業90社から提供された豪華景品の数々が用意され、参加者たちは抽選で当たった品を笑顔で受け取っていました。沖縄県工業連合会・沖縄県JIS協会合同忘年会〈期日〉令和元年 12月4日(水) 〈会場〉那覇市・沖縄ハーバービューホテル沖縄県工業連合会座間味勲副会長沖縄県商工会連合会米須義明会長沖縄県JIS協会岸本力副会長沖縄県工業連合会古波津昇会長令和元年度OKINAWA INDUSTRIAL 6