ブックタイトル工連ニュース2020年1月号

概要

工連ニュース2020年1月号

　S K D C とは、S T U D E N TKARIYUSHI DESIGN CONTEST（学生かりゆしデザインコンテスト）の略称で、「株式会社日進商会（以下、日進商会）」（大城直也社長）が、県産品の「かりゆしウェア」デザイン制作を通して、産業教育において培った技術を競うこと、または評価されることと若い世代の認知度向上、将来の担い手育成を目的に今年度より開催しました。　6月1日から9月13日まで行ったコンテストには県内の高校などから1565作品もの応募があり、グランプリ2作品（カジュアルシーン・ビジネスシーン）と金賞5作品、銀賞20作品の計27作品と、学校賞5校が決定しました。グランプリの2作品は実際に商品化され、来年4月から数量限定で販売される予定です。　グランプリに選ばれたのは、沖縄県立浦添高等学校3年・真栄城千桜さんの「島ぞうり」（カジュアルシーン）と沖縄県立首里高等学校3年・大城もえかさんの「波」（ビジネスシーン）です。真栄城さんのデザインコンセプトは「沖縄感」、大城さんの作品は「やちむん」をイメージしており、沖縄らしいモチーフやデザインが高く評価されました。　　ほかの受賞作品も「ポーク卵おにぎり」や「うちなーそば」、「ハブ対マングース」「KUMIODORI 300 」「Okinawa」など個性的な作品ばかりで、オリジナリティあふれるかりゆしウェアが並びました。　学校賞には、コンテストの主旨に賛同した学校から、「学校法人興南学園・興南高等学校」、「沖縄県立南部工業高等学校」、「沖縄県立浦添高等学校」、「沖縄県立南風原高等学校・南風原高等支援学校」、「沖縄県立沖縄工業高等学校」の5校が選出されました。　日進商会では、才能ある学生に夢や喜びを実感してもらいたいと考え、今後も同コンテスト開催を実行していく予定です。「第1回 SKDC（学生かりゆしデザインコンテスト）」授賞式令和元年12月11日（水） 　那覇市・沖縄産業支援センターグランプリを受賞し株式会社日進商会 た大城もえかさん（左）、真栄城千桜さん（右）大城直也社長受賞作品パネル　株式会社日進商会主催（後援:県教育委員会、県産業教育振興会、県衣類縫製品工業組合）の「第1回 SKDC」授賞式が那覇市・沖縄産業支援センターで行われ、グランプリ作品2作品をはじめとする金賞、銀賞の計27作品、学校賞5校が選ばれました。19 OKINAWA INDUSTRIAL