ブックタイトル工連ニュース2020年1月号

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概要

工連ニュース2020年1月号

山城佑人さん(浦添工業高校)浦添工業高校新城英人校長安冨祖奏明さん(那覇工業高校)那覇工業高校大城栄三校長沖縄県工業連合会古波津昇会長沖縄県国際交流・人材育成財団與那嶺善道理事長 12月9日、宜野湾市の沖縄県国際交流・人材育成財団にて、令和元年度オグレスビー氏奨学金交付式が行われ、浦添工業高校・情報技術科2年の山城佑斗さん、那覇工業高校・機械科2年の安冨祖奏明さん2名に奨学金が交付されました。 「オグレスビー氏奨学金」は、公益社団法人沖縄県工業連合会が沖縄県内の産業の発展に大きく貢献した故・サムエル・C・オグレスビー氏の功績をたたえるために設立しました。毎年、次代を担う工業人の育成・支援を目的に行われ、昭和50年度から令和元年度までに100名を超える高校生が奨学生に採用されました。 今年度は浦添工業高校・情報技術科2年の山城佑斗さん、那覇工業高校・機械科2年の安冨祖奏明さん2名が選ばれ、10万円の奨学金が贈られました。 交付式では、沖縄県国際交流・人材育成財団の與那嶺善道理事長と、出資者として(公社)沖縄県工業連合会の古波津昇会長が挨拶を行いました。古波津会長は学生たちが今後社会で活躍することを応援していると激励し、同財団の與那嶺理事長へ奨学金を贈呈しました。受け取った與那嶺理事長から奨学生ひとりひとりに奨学金が交付されました。 奨学生挨拶および抱負で、山城佑斗さん(浦添工業2年)は「IT業界で活躍し、社会に貢献できる大人になりたい。夢に向けて資格取得に励み、情報技術部で県ロボットコンテスト準優勝を勝ち取りました。今年は優勝を目指すのと、大学進学に向けて努力します」と挨拶しました。安冨祖奏明さん(那覇工業2年)は学校生活の抱負が二つあると話し、「一つ目は就職に役立つ資格を取得すること。二つ目の抱負は部活動で、機械工作部スターリング班に所属しています。自分の取り組みが先生方に認められたのは嬉しい」と笑顔を見せました。 また、二人が通う高校の校長先生も挨拶に立ち、出資者の(公社)沖縄県工業連合会と財団へ感謝を述べた後、学生たちの部活動や成績に言及し、未来の成長に大きく期待を寄せました。 懇談では、どのような資格検定に取り組んでいるのかなどの質問に対し、学生側が真摯に回答しました。ロボットコンテストの話題も上がり、笑顔を交えた和やかな雰囲気の中、交付式は終了しました。令和元年度オグレスビー氏奨学金交付式令和元年12月9日(月)宜野湾市・公益財団法人沖縄県国際交流・人材育成財団13 OKINAWA INDUSTRIAL