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概要

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王朝時代の庶民の酒“芋酒(ンムザキ)”の復活 ンムザキ(芋酒)とは、琉球王朝時代から大正期まで沖縄の一般庶民の間で、大いに飲用されていた酒です。ンムザキの原料は、身近に手に入る「雑穀」、「甘藷」、「黒糖」で、家庭の主婦が手作りしていました蒸留酒です。しかし、酒造法の適用で廃れてしまいました。昨年、工業技術センター、請福酒造、多良川、久米島の久米仙の三社で共同研究を行い、約百年ぶりに芋酒を復活させました。 工業技術センターは、県内製造業への技術的支援を通して産業の活性化に貢献することを使命として事業に取り組んでいます。「製品の開発に関して技術的なアドバイスがほしい」、「製品の品質を上げたい」、「研究開発の支援がほしい」などの技術課題解決や新製品・新技術開発の支援が必要な場合にはお気軽にご相談下さい。沖縄県工業技術センター 企画管理班〒904-2234 沖縄県うるま市字州崎12番2 TEL:098-929-0111 FAX:098-929-0115E-mail:kousi@pref.okinawa.lg.jp(メルマガを始めています。申し込みはHPからも行えます)ホームページ:http://www.pref.okinawa.jp/site/shoko/kogyo/index.html ンムザキの製造法を歴史資料、新聞などから収集しました。驚くべきことに、ンムザキの製造には、日本式のバラ麹、液体発酵の他に、餅麹の作成、半固体発酵など、中国や東南アジアの醸造技術が認められました。また、鹿児島より先に、現在の芋焼酎の製造法である二次仕込み法が採用されていました。芋酒の製造法は、かつて琉球に中国の酒造技術が伝えられていたことを示しており、非常に面白い発見です。 大正、昭和、平成を経て約100年! 平成30年10月、石垣、宮古、久米島の離島酒造所3社から復活したンムザキ(商品名:イムゲー)が販売されました。 今後、イムゲーの商標、製造法を公開し県内酒造所に技術の普及を図る予定です。中国・東南アジアの酒造技術である餅麹(左)と半固体醪(右)が認められる。芋酒商品、IMUGE金銭を浪費する泡盛の飲用を止めて(芋酒は除く)、勤勉、倹約、貯蓄を実行しましょう。という青年会の決議を紹介する当時の新聞伊平屋には伊是名、伊平屋の両青年会ありて相連絡して盛に活動致居候一昨年以来芋酒以外の酒即ち泡盛の飲用を禁じ、、、明治42年琉球新報15 OKINAWA INDUSTRIALFEDERATION NEWS