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概要

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　大型連休に入る直前の4月26日、沖縄県工業連合会主催の「平成31年度新入社員研修セミナー」を沖縄産業支援センターで実施しました。本セミナーは、入社１年以内の社員を対象に毎年行われており、今回は沖縄県工業連合会、沖縄県JIS協会、沖縄県発明協会に加盟する企業25社から79名の参加がありました。　本セミナーは、沖縄県の将来を担う新入社員が1日も早く社会に適応して社会人としての認識を高めるとともに、新入社員の心得と一般的なビジネスマナーを身につけることで、離職率の高い若年者の雇用安定を図ることを目的としています。　　　冒頭、沖縄県工業連合会人材育成委員会の仲田龍男委員長が主催者を代表してあいさつ。「皆さんはこれから社会人として活躍されるわけですから、自分で自分を高める努力をして欲しい。今日は頑張ってください」と激励の言葉を述べ、早速研修がスタートしました。　まず参加者を14グループに分け、（株）目加田経営事務所コンサルタントの知念諭氏の指導のもと、自己紹介・アイスブレイクで緊張をほぐした後、同事務所 部長・チーフコンサルタントの根橋弘行氏による講義『伸びる新入社員になる』が行われました。根橋氏は「新人だからこそできることがある。人生の主人公になり、明確な目標に向かって失敗を恐れず挑戦して欲しい」と語り、社会人としての基本姿勢や基本動作について解説しました。　続いてのグループ討論では「プロフェッショナルとは」をテーマに、理想のプロフェッショナルとはどんな人か？何故そう思うのか？について各グループで意見を交わし、発表できる内容にまとめる事を課題としました。1時間程時間が与えられましたが、スムーズに討論に入ったグループと全く会話が弾まないグループの差もあって、根橋氏や知念氏が助言を行う場面も。二人の助言を受けて徐々に討論に熱が入ったグループも見られました。　参加した拓南商事（株）の下里祐介さん（琉球大学卒、4月1日より勤務）は、「皆さん初対面でしたが、積極的に意見をだしてくれたので楽しく参加できました。弊社は一般の方からもスクラップの回収を行いますから、グループ会社の窓口、顔であるという意識を持ってこれから頑張りたい」と話してくれました。午後は、午前中のグループ討論でまとめた各班の意見発表から始まり、発声・名刺交換・電話対応・接客対応・メールの基本を学ぶビジネスマナートレーニング、最後に1日を通して学んだこと・気づいたことをレポートにまとめセミナーが終了。参加者は本セミナーを通して新入社員としての心構え、社会人としての意識を高めたようでした。平成31年度新入社員研修セミナー平成31年4月26日（金）　沖縄産業支援センター（株）目加田経営事務所コンサルタント知念 諭 氏グループ討論では緊張からか、議論が進まない班もあり知念氏がサポートに入って話を引き出していました。（株）目加田経営事務所部長・チーフ コンサルタント根橋 弘行 氏（公社）沖縄県工業連合会副会長人材育成委員会 委員長仲田 龍男 氏OKINAWA INDUSTRIAL 10FEDERATION NEWS