ブックタイトルkouren653
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今回は県内5社9名にご参加いただき、沖縄県金型技術研究センターと沖縄県工業技術センターに導入されている各種機器を1時間半かけて見学した後、今後、この豊富な機器をどのように利活用していくかについて、県工業技術センターの担当者と直接意見を交しました。 最初に見学した県金型技術研究センターでは、松本幸礼 主任研究員が各機器について解説しながら案内して下さいました。金属粉末をレーザー光で融解、積層して立体物を造形する〈金属粉末積層造型機〉(3Dプリンター)を紹介すると、「大きさはどの程度まで対応可能か」「何時間位で型が完成するのか」等、参加者から次々と質問が飛びました。次に見学した県工業技術センターでは、角物や板材の表面を高速回転する砥石によってミクロン単位で平らに加工する〈精密平面研削盤〉(平成30年度導入)や樹脂材料の衝撃試験を行う〈万能衝撃試験機〉(2019年度開放予定)、その他多くの機器について説明を受けました。 見学後に短く設けられた意見交換会。初めて見学した参加者は「弊社事業に必要不可欠なクレーンの年月がだいぶ経っていて、生産が終了した部品を大量ストックして対応している。今後、県金型技術研究センターの3Dプリンターで部品を製造できたら、と思った」等の率直な感想があがった一方、県工業技術センターを何度も利用している企業からは「機器使用の手続きに多くの時間を割いているので、もう少し簡略化して頂けると助かる。使用時間に応じてまとめ払いができる仕組みや定額制の導入等、もっと自由に機器を使えるようにして欲しい」との意見も。また、民間では購入が難しい機器がずっと故障したまま使用出来ない状況では困る等、大変厳しい声もあがりました。県工業技術センターの古堅勝也所長は、「ご指摘がありました内容については、個別で具体的にお聞かせ頂きたい。改善してより活用し易い環境を整えていく」とし、貴重なご意見を今後の運営に活かしていきたいと応えました。沖縄県工業技術センター見学及び意見交換会?環境・建材関連産業合同部会?平成31年3月7日(木)沖縄県金型技術研究センター・沖縄県工業技術センター意見交換会(県工業技術センター)沖縄県工業技術センター沖縄県金型技術研究センターOKINAWA INDUSTRIAL 6FEDERATION NEWS