ブックタイトルkouren652
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拓南製鐵による工場見学会は今回で26回目。例年は年に2回、2月と5月に行われていますが、今年はこの日だけの開催です。 当日はまず鉄リサイクルの全体的な流れについてガイダンスを受けた後、拓南商事の見学からスタート。搬入されたエアコンや洗濯機、テレビなどの家電や自動車が、人の手や機械による選別・加工を経て回収される様子を視察しました。鉄以外にもアルミ、銅といった金属や、ガラス、プラスチックなどが材料種別に取り出され、適切に処理される仕組みについても説明がありました。 続いて拓南製鐵に移動して、先ほど拓南商事で回収した鉄を原料に鉄筋が造られるまでの工程を、溶融・成形・圧延の順に見て回りました。 例えば鉄スクラップを溶融する電気炉では1600℃まで昇温するように、すべての工程で大量に熱を使うため、各工場施設内には熱気が充満。また圧延工程では、溶鋼を角棒状に成形したビレットを細長く延ばして加工することから、工場自体が直線距離で400mの長さがあり、そのスケールの大きさに度々驚嘆の声が挙がりました。 受付付近に設営された待機休憩場の一角には、両社の取り組みや鉄鋼製品などの資料を展示したブースがあり、見学前後に立ち寄って、興味深そうに展示に見入る参加者の姿が多く見られました。拓南製鐵㈱・拓南商事㈱合同工場見学会平成31年2月12日(火) 県内唯一の製鉄メーカー・拓南製鐵株式会社と、そのグループ会社として主にリサイクル事業を担う拓南商事株式会社の合同工場見学会が、中城湾港新港地区にある両社敷地内で行われました。当日は600名以上の参加者があり、一班約20名ずつのグループに分かれてバスで移動しながら、鉄くず・鉄スクラップから鉄筋が製造される工程を見学しました。ガイダンス拓南製鐵㈱拓南商事㈱OKINAWA INDUSTRIAL 8FEDERATION NEWS