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1月30日、特許庁と内閣府沖縄総合事務局経済産業部主催による「知財のミカタ?巡回特許庁in那覇」オープニングイベントが那覇市の沖縄産業支援センターで開かれました。基調講演や個別セッション等のプログラムがあり、実際の知財活用事例の紹介も行われました。 全国を巡回している巡回特許庁による「知財のミカタ?巡回特許庁in那覇」が1月30日から2月26日にかけて開催されます。期間中は審査官による出張面接(参加費無料、事前申込制)を集中的に実施するほか、初日である1月30日には知的財産(知財)の活用ポイントなどさまざまな情報を発信するオープニングイベントが沖縄産業支援センターにて開かれました。 イベントは知的財産に興味のある方から実務に携わる方まで幅広く参加できる多彩なプログラムが組まれ、メインセッション「企業の強みを生かす知財マネジメント」(土生特許事務所 所長/弁理士 土生哲也氏)の講演後は会場を分けて、個別セッション「知的財産の活用例」「ブランド戦略に使える商標制度の概要と商標の使用方法」「模擬口頭審理」「日本弁理士会併催イベント?商標のトリセツ」が行われました。主催者挨拶では特許庁の今村玲英子審判部長が沖縄県の特許取得状況等を説明、地域団体商標マークの実例に知花花織を挙げるなどし、「この機会にぜひ積極的な制度の活用を」と呼びかけました。 土生氏は講演の中で「知的財産とは特許権や商標権に限らず、商品やサービスに工夫している企業には必ず独自の知的財産が存在する。それを見える化して、企業の成長に役立てるのが知財マネジメント」と話し、知財活用によるメリットをわかりやすく紹介しました。会場では「意匠制度活用事例」「地域団体商標活用事例」「明治150年?明治時代の発明と未来の発明」のパネル展示も行われ、多くの参加者が興味深そうに閲覧していました。 また、メインセッションではINPIT沖縄県知財総合支援窓口高坂正登氏による「知財総合支援窓口の紹介」、沖縄地区税関知的財産調査官国吉勉氏による「沖縄地区税関の取り組みのご案内」もあわせて行われ、参加者は熱心に耳を傾けていました。「知財のミカタ ?巡回特許庁in那覇」オープニングイベント開催平成31年1月30日(水) 那覇市・沖縄産業支援センターメインセッションの様子意匠制度活用事例紹介パネル展基調講演土生特許事務所所長/弁理士 土生哲也氏主催者挨拶特許庁今村玲英子審判部長INPIT沖縄県知財総合支援窓口高坂正登氏沖縄地区税関知的財産調査官国吉勉氏31OKINAWA INDUSTRIAL 8FEDERATION NEWS