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未来の県産品を創造する人材を育てるには機械分解が最適です。具体的には、まつり等の会場に機械分解ひろばを設けて、何人かの指導員を配置し、機器を実際に分解する子どもたちに要領を教えたり指導を行ない、質問にも対応します。分解する機材としては、各家庭で故障したり古くなって不要となった電化品やオフィスなどで不要となった備品などを使用します。 今年の県産品の標語を見て「子ども機械分解」を思い出しましたが、約10年前に沖縄の産業まつりの会場で大名鉄工の島袋宗一社長を中心に発明教室の仲間が「子ども機械分解」を行ない、好評でした。写真は、子ども達が機械分解に夢中になっている様子です。発明教室は終了しましたが、島袋社長は今も南風原の観光協会の主催で「子ども機械分解」を継続しています。 機械分解の必要性を痛感したきっかけは、「いじめ」や「不登校」が最も多いのは沖縄だと新聞で見たからです。沖縄の子どもたちがワーストから脱出することが不可欠です。未来の県産品を創造するには、子どもたちの「いじめ」や「不登校」を減らし、社会人になったら、誇りと夢を持って勉強や物作りに集中できる体制を完備することが大人の責務です。 「子宝」と言いますが、宝にするのは、親や大人の努力と工夫なのです。沖縄のすべての子どもこそが、沖縄の未来なのです。子どもたちの中に有る、自分でも気づいていない才能や情熱、好奇心。そうした輝きや長所を彼ら自身で見つけ出して明日を追い求め、やがては想像もできないユニークな県産品を開発するのです。すべてのウチナーンチュの夢であり願望です。「子ども機械分解」は、それを実現する手段なのです。機械分解に熱中している子どもたちを見ているとよーくわかるのです。機械分解を体験すると集中力と知恵が自然と身につくので、学校の成績も上がり、「いじめ」や「不登校」など、思いもよらないことです。やる気や希望、夢も自然と沸いて来ます。大名鉄工の島袋社長が言っていましたが、「オジサーンと声がするので見ると、かつて機械分解を指導した子だった。今どうしているのと聞くと、工業高校に通っているよ」と元気な様子、嬉しかったそうです。ノーベル賞の受賞者がそろって語るように、幼少時の体験や好奇心が大事なのです。 世界的な気候変動により、今年は河川が決壊して水害に遭ったり、自然災害の多い年でした。また、不景気な様相で、不安になります。従って、子どもたちを思うと、自然と支援したくなります。子どもたちの機械分解に協力して未来の沖縄創りに協力したくなりました。 「子どもにはすべての最も大きな可能性がある。(トルストイ)」● なお、子ども機械分解にご協力頂ける方は、福島特許事務所 ?098・836・8311にお電話下さい。こ支援をお待ち申し上げます。 発起人:島袋宗一&福島康文子ども機械分解は好奇心と集中力、発想力を育てる福島特許事務所 所長 弁理士 福 島 康 文3 OKINAWA INDUSTRIAL