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概要

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 12月12日、宜野湾市の沖縄県国際交流・人材育成財団にて平成30年度オグレスビー氏奨学金交付式が行われ、美来工科高等学校都市環境科3年の瑞慶山優さん、美里工業高等学校建築科2年の寺田優心さんが今年の奨学生に選出されました。 「オグレスビー氏奨学金」は、沖縄県工業連合会が県内産業の発展に長く貢献された故・サムエル・C・オグレスビー氏の功績をたたえるために設立し、次世代を担う工業人の育成・支援を目的として毎年実施されているものです。今年度は美来工科高等学校都市環境科3年の瑞慶山優さん、美里工業高等学校建築科2年の寺田優心さんが本年度奨学生に選ばれ、それぞれに10万円の奨学金が贈られました。 交付式では初めに出資者挨拶があり、沖縄県工業連合会の我謝育則専務理事がオグレスビー氏の業績や工業を目指す若者たちへのメッセージを話し、財団へ奨学金を贈呈しました。次に、沖縄県国際交流・人材育成財団の玉城哲也理事長から奨学生へ奨学金が交付され、選出された二人はそれぞれ自己紹介と抱負を語りました。 瑞慶山優さん(美来工科3年)は土木工学を学び、部活動でものづくりコンテスト測量部門県大会に学校代表として出場したことや、「卒業後はモノレール工事に携わり、沖縄の課題である交通渋滞解消に貢献したい」などの抱負を語りました。寺田優心さん(美里工業2年)は家庭事情から今回の奨学金はとても励みになると話し、「奨学金で多くの資格・検定に挑戦したい。将来は海外でも活躍できる建築士を目指したい」と家族共に感謝の気持ちを述べました。 また、奨学生の学校を代表して宮城淳美来工科高校校長、山城克美里工業高校校長も挨拶に立ちました。懇談で我謝専務理事は「将来の夢は大きく持って面白いことをどんどんやってほしい。自分が思っていることを積極的に発信していけば道は開ける」と奨学生ふたりを激励しました。寺田優心さん(美里工業高校) 瑞慶山優さん(美来工科高校)平成30年12月12日(水)  宜野湾市・公益財団法人 沖縄県国際交流・人材育成財団 3階ホール平成30年度オグレスビー氏奨学金交付式美来工科高校宮城淳校長美里工業高校山城克校長沖縄県工業連合会の我謝育則専務理事(左)から、沖縄県国際交流・人材育成財団の玉城哲也理事長(右)へ奨学金贈呈13 OKINAWA INDUSTRIALFEDERATION NEWS