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役社長と宮城俊和取締役専務・製造部長は、「わたくし共テクノスメタル工業株式会社は、シャッター、鋼製建具、軽量鋼製建具、ステンレス建具、建築金物の設計、製造、販売および施工会社として創設しました。いわゆる総合建設会社の一次下請け会社です。取引先のメインは県外の大手スーパーゼネコン、中堅ゼネコンになりますが、沖縄県内のゼネコンとも5?6社ほど取引させていただき、おかげさまで創立から5期目を迎えます」と話しました。 テクノスメタル工業は、川口社長が勤めていた企業を定年後に創立されました。「定年後、のんびりするよりは働いていた方が生活に張りが出ると思ったので(笑)。それに、当時付き合いがあったお客様からも要望がありました」と川口社長。現在も、前職からの人脈を活かした取引が続いているそうです。 テクノスメタル工業の従業員は22名。中には一級建築施工管理技士、一級サッシ施工技能士などの高い技能を持つ社員も少なくありません。新入社員や経験が浅い社員は入社後に彼らの指導のもとで技能を高め、さまざまな資格を取っているのだとか。バックアップ体制がしっかりしているため、従業員の定着率もかなり高いそうです。「工場では、溶接やシャーリングなど複数の作業工程があります。従業員全員が最初から最後まで一通りの作業を出来るように教育します」と話す宮城専務。それぞれの工程で個人ごとに習得度は変わっても、何かあった際お互いに補えるのが強みです。将来的には全工程を管理・進行するスペシャリストを育てたいとさらに先を見据えます。 また、安全管理も徹底し、技術講習・安全講習を定期的に行ったり、熱中症対策などにも気を使い、効率的かつ安全に働ける現場づくりを心がけているそうです。 これまでのテクノスメタル工業の主な工事経歴を振り返ると、まず、設立年度である平成26年「イオンモール北中城新築工事」、「コザ信用金庫新本店建築工事」などの大型工事をいくつも受注。 その後も「ロワジールホテル那覇改修工事」、「サンマリーナホテル改修工事」など県内有名ホテルの改修工事、「中部徳洲会病院新築移転工事」、「中頭病院移転新築工事」等の病院、「沖縄女子短期大学新校舎建設工事」等の学校、那覇空港際内連結ターミナルビル施設等、多岐にわたります。 また、石垣島や宮古島の大型リゾートホテルなど離島での工事も受注しています。現在の段階ですでに数年先まで受注が入っているそうです。 宮城専務は、「今後の課題は製品のクオリティをもっと上げること」とし、忙しくとも初心を忘れず、日々の業務を真摯に取り組んでいくことにあらためて意欲を示しました。工場内では安全管理を徹底好調な業績を支えるのは、ベテラン職人と若い人材7 OKINAWA INDUSTRIALFEDERATION NEWS