ブックタイトルkouren649

ページ
15/20

このページは kouren649 の電子ブックに掲載されている15ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

kouren649

生物資源機能データベースのご紹介 工業技術センターは、沖縄に生息する生物種、特に薬草資源が生体機能に与える試験結果をまとめたデータベース(DB)を構築しています。平成27年度より「生物資源DBリノベーション事業」を活用し、DBの拡充を行いましたので、研究内容や取組についてご紹介いたします。●タンパク質糖化反応阻害作用  糖化最終生成物(AGEs)と呼ばれる物質は、グルコース等の還元糖とタンパク質の反応によって生成します。このAGEsは、生体内においても生成され、皮膚や血管、骨において老化を早める原因物質として作用していることがわかってきています。そこで、このAGEsの生成を阻害する素材の探索を行いました。●試験結果 当センターで保管している生物資源を対象に、タンパク質糖化反応阻害作用を調べたところ、 グアバ葉、フクギ葉、モモタマナなどの50%アルコール抽出物が阻害作用を示しました。  ご興味のある方は、お問い合わせください。<参考資料>太田博明他、AGEsと老化、メディカルレビュー社 工業技術センターは、県内製造業への技術的支援を通して産業の活性化に貢献することを使命として事業に取り組んでいます。「製品の開発に関して技術的なアドバイスがほしい」、「製品の品質を上げたい」、「研究開発の支援がほしい」などの技術課題解決や新製品・新技術開発の支援が必要な場合にはお気軽にご相談下さい。沖縄県工業技術センター 企画管理班〒904-2234 沖縄県うるま市字州崎12番2 TEL:098-929-0111 FAX:098-929-0115E-mail:kousi@pref.okinawa.lg.jp(メルマガを始めています。申し込みはHPからも行えます)ホームページ:http://www.pref.okinawa.jp/site/shoko/kogyo/index.html還元糖(グルコース等)タンパク質反応中間体AGEs (最終糖化産物)メイラード反応生物資源機能データベース情報のデータベース化乾燥粉末 原料の植物抽出液機能性を調べる抽出乾燥粉砕約2500点アルコールや熱水などで抽出約16,300点13 OKINAWA INDUSTRIALFEDERATION NEWS