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概要

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 10月12日、沖縄産業支援センター中ホールで「平成30年度ジョブ・カードフェア」が開催され、ジョブ・カード制度(有期実習型訓練)についての説明や、活用事例発表などが行われ、約70名の参加がありました。 ジョブ・カード制度とは、ジョブ・カードを活用し「Off-JT(座学等)」と「OJT(実習)」を効果的に組み合わせた職業訓練のことで、有能な人材育成を目指す企業と、正社員としての経験が少ない求職者とのマッチングを促進する国の制度です。 沖縄県地域ジョブ・カードセンター統括責任者の幸地勲氏は開会にあたって「ジョブ・カード制度導入は企業にとってもメリットが大きい。難しい部分もあるがまずは理解を深めてほしい」と挨拶しました。厚生労働省からも松瀬貴裕キャリア形成支援室長が参加し、「人材育成の見える化」による制度の意義などについて力説しました。 ジョブ・カード制度(有期実習型訓練)については、沖縄県地域ジョブ・カードセンター統括担当の野尻剛司氏が映像や資料を基に詳しい解説を行いました。また、制度の活用例として、金秀商事株式会社、勇気フードサービス株式会社、株式会社ディッカーが、それぞれ事例発表を行いました。参加者は質疑応答やメモをとるなどし、熱心に耳を傾けていました。「平成30年度ジョブ・カードフェア」開催 9月11日、平成30年度農林水産省補助事業「小規模事業者向けHACCPの考え方を取り入れた衛生管理研修会」が、一般社団法人沖縄県食品衛生協会主催で開かれました。 平成30年6月に公布された食品衛生法の一部改正を受け、HACCPに沿った衛生管理が義務化されました。これに対応すべく公益社団法人日本食品衛生協会では小規模な一般飲食店事業者向けに研修会を開いています。全国30箇所を回っており、沖縄県は7番目の会場となります。 はじめに(一社)沖縄県食品衛生協会の佐久本武会長による主催者挨拶があり、主旨説明および参加者への激励が述べられました。研修会では、同協会の伊志嶺哉専務理事による講義「組織の運営・消費者の信頼確保とHACCP制度化の動向」が行われ、食品業界の信頼性向上自主行動の5つの基本原則や、食品防御の考え方、制度化の経緯などについてスライドを交えながらわかりやすく解説されました。 メインとなる「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理について」の講義および演習は、公式テキストを執筆した山口大学共同獣医学部の豊福肇教授が担当され、参加者たちは質疑応答を交えながら演習問題に取り組みました。「小規模事業者向け HACCPの考え方を取り入れた衛生管理研修会」開催平成30年10月12日(金)  那覇市・沖縄産業支援センター3階中ホール平成30年9月11日(火)那覇市・沖縄産業支援センター大ホール多くの飲食業者や惣菜製作事業者が研修会に参加した参加者による質疑応答制度についてわかりやすく解説する映像も流された 金秀商事株式会社による事例発表那覇市商工会議所沖縄県地域ジョブカード・センター統括責任 幸地勲氏那覇商工会議所沖縄県地域ジョブカード・センター統括担当 野尻剛司氏厚生労働省人材開発統括官若年者・キャリア形成支援担当参事官付 キャリア形成支援室長 松瀬貴裕氏主催者挨拶県食品衛生協会佐久本武会長講師県食品衛生協会伊志嶺哉専務理事講師山口大学共同獣医学部獣医学科 豊福肇教授11 OKINAWA INDUSTRIALFEDERATION NEWS