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概要

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第２回土木・測量等関連技術講習会　沖縄県工業連合会が奨励する「県産品」への理解を深め、土木・測量分野での活用推進を目的にした講習会が開かれました。工連会員企業がプレゼンを行い、自社関連製品の特徴や採用例などを紹介。会場には、主催者の沖縄県測量建設コンサルタンツ協会会員93名を含む約１１０名が集まり、各社の発表内容に熱心に耳を傾けました。　同様の趣旨による講習会の開催は昨年度に続き２回目。開会のあいさつに立った沖縄県測量建設コンサルタンツ協会の池村弘会長は、県産品利用のメリットについて「地場産業発展の一番の近道。地域を活性化し、雇用に対しても大きく貢献できる」と強調。同協会では現在、業界全体の技術の底上げ・向上に力を入れており、その中で「いかに地場の製品を採用していくかが大切だと考えている」と述べました。　続いてプレゼンに移り、土木・測量分野で有用な以下の製品・取り組みなどについて、工連会員企業が発表を行いました。１．金秀沖縄ピーシー株式会社　昨年10月に設立した「コンクリートメンテナンス協会（ＪＣＭＡ）沖縄地区連絡協議会」の概要。沖縄県内におけるコンクリートの補修・補強について２．琉球セメント株式会社　循環型社会形成に向けたリサイクル事業。アルカリシリカ反応（ＡＳＲ）の試験方法とフライアッシュのＡＳＲ抑制効果に関する研究プロジェクト３．拓南製鐵株式会社　優れた耐塩害性・防食性と曲げ加工性で、コンクリート構造物の長寿命化を促進する県産品エポキシ樹脂粉体塗装鉄筋「ＡＴーエポキシバー」の紹介４．沖水化成株式会社　塩ビ製品の優れた性質を生かすと同時に、現場での省力化にも有効な、畑かん給水栓用配管台座「スイセンポール」の紹介。その他、一体型給水栓ＢＯＸの開発について５．株式会社リュウクス・　　株式会社ＨＰＣ沖縄　加熱改質フライアッシュコンクリートの性質と施工・採用事例。その一つとして、〝軽くてしなる?特徴を備えた「ＨＰＣ（ハイブリッドプレストレストコンクリート）」の紹介６．沖縄県コンクリート二次製品　　協同組合　県内全11工場による供給体制。プレキャストコンクリートを用いた商品「防草ブロック」、「ゆいバーサル縁石」、「ＲＰＵ側溝」、「琉球ドリーム側溝」の紹介7．株式会社トリム　廃ガラスから生まれたガラス発泡軽量資材「スーパーソル」の紹介。土木をはじめさまざまな分野での導入事例と、全国15カ所・海外１カ所に広がる製造プラントについて　全社が発表を終えた後、同協会の川満一史副会長は閉会のあいさつで、「本土にある技術をただ沖縄で使えるようにしたわけではなく、沖縄で独自に開発したものが多数。そして沖縄から日本全国、世界へと展開していくような、通常の土木の世界とは逆パターンの広がりを持つ夢のある技術が多かった」と総括。同協会としても「できる限り有効に、優先的に利用できるよう心がけていきたい」と感想を述べました。主催：（一社）沖縄県測量建設コンサルタンツ協会平成30年10月３日（水）　沖縄県男女共同参画センター「てぃるる」琉球セメント株式会社営業部技術センター所長 比屋根方新氏金秀沖縄ピーシー株式会社営業企画部次長 岩切泰治氏（一社）沖縄県測量建設コンサルタンツ協会会長 池村弘氏株式会社リュウクス技術営業部 部長南出拓人氏沖水化成株式会社営業部 取締役営業部長仲里伸二郎氏拓南製鐵株式会社営業部 主任川村剛司氏株式会社トリムリサイクル事業本部取締役事業本部長玉那覇毅氏沖縄県コンクリート二次製品協同組合 理事・株式会社キョウリツ内山忠明氏株式会社HPC沖縄代表取締役阿波根昌樹氏（一社）沖縄県測量建設コンサルタンツ協会副会長 川満一史氏OKINAWA INDUSTRIAL 10FEDERATION NEWS