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100%となっています。 センター内には、大ホール、中ホール、観光物産展示場、大・中・小会議室あわせて全13室あり、年間約4千件を超える利用があるそうです。国道沿いに建ち、那覇空港から車で約5分以内、県庁へ約10分というアクセスの良さで利用者にも好評です。また、福利厚生の一環に、入居者が安心して働くことができるようにセンター内保育園を整備しているのも大変好評だそうです。 「利用者の方々に不便を感じさせず気持ち良く使っていただけるよう、職員一同常に気を配っています」と米須義明代表取締役社長は話します。 「当センターでは約350台の無料駐車場を完備しております。障がいをもつ方も安心してご利用して頂けるよう、バリアフリーな環境と身障者駐車スペースも整え、車椅子貸出も行っています。また、県内ではまだ数が少ないオストメイト対応設備も平成30年8月から設置しました」 緑化環境の整備や環境にも配慮し、省エネルギーの観点から空冷パッケージ空調機導入、太陽光発電設備の設置を行い、平成17年には沖縄県内外郭団体初のISO14001を取得。さらに平成20年、沖縄県外郭団体初のISO9001と国内外郭団体初のISO27001を認証取得しています。 沖縄産業振興センターは平成14年よりインキュベート事業を開始しており、これまでに61社が入居。沖縄を拠点に起業を目指す県内外の企業へさまざまな面でサポートし、現在は創業から6年以内のベンチャー企業がスモールオフィスエリアに13社入居しています。地域産業の中核を担う各団体とベンチャー企業が一ヶ所に集まっていることには、さまざまなメリットがあります。 「当センターには、産業支援の中枢を担うさまざまなプラットフォーム団体や、沖縄県工業連合会を初め主な産業支援団体が入居しています。そのため、利用者にワンストップで支援サービスを提供できるのが大きな特徴だと思います。入居している産業支援団体同士、横の連携を強化できたという声もいただいております」 実際にこれまでインキュベート事業で支援し、センターから卒業して自立した48社のうち44社は事業を継続。手厚いサポートの効果が伺えます。センターに入居していた企業の中には、自立後、海外にビジネスを広げた例もあるそうです。 米須社長は、今後の展望について、「これまでハード面での支援を中心に行ってきました。今後はソフト面での支援もさらに充実させ、利用者に寄り添い、沖縄の産業を総合的に支援していきたいと考えています」と意気込みを語りました。 沖縄産業振興センターの事業実績は中核産業育成および新産業創出のための支援活動、オフィス提供、セミナーや商談会などビジネス拠点提供など多岐に及んでいます。「沖縄産業支援センター」の高度な管理運営を通して、沖縄産業振興センターはこれからも沖縄県の産業発展に大きく貢献し続けています。駐車場の増設、太陽光発電パネルの設置など設備運営に気を配るセンター内に保育園や県内で稀少なオストメイト対応設備を完備インキュベート事業開始、ワンストップ支援の魅力とは9 OKINAWA INDUSTRIALFEDERATION NEWS