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概要

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日本のコカ・コーラシステムから高い安全性を認められ、一位獲得!平成 29年4月 18日(火)、沖縄コカ・コーラボトリング株式会社本社にて「安全ボトラー賞」を表彰される。 沖縄コカ・コーラボトリング(株)では、「スマイルと帰ろう」をスローガンに、「組織で取り組み、明日へつなげる労働安全」をキーメッセージに、労働安全活動に積極的に取り組んでいます。総務部長の 石 川 富 雄 氏 に よ れ ば「スローガンには一日を無事に気持ち良く働き終えて笑顔で帰ろうというメッセージが込められています」とのこと。簡潔で明確な目標のもと、各部間が日々労働安全活動に努めています。車輌の事前点検を徹底、作業工程を減らし士気を上げる SCM(物流)部では、配送や商品運搬など車輌運転が主な業務になるため、各事業所で ア ル コ ー ル お よ び 体 温チェック、車両確認を毎朝行っています。また、毎年フォークリフト資格認定プログラムを受講。警察交通課出前講座「交通安全教育」受講を実施。フォークリフトメーカー社による技術講習会も開き、常に社員の技術向上を心がけています。 SCM部長の名嘉宏明氏は、「ふとした気の緩みが重大な車輌事故につながりやすいので、社員全員が隅々まで気を配ります。たとえば車両の事故を防ぐためコーナーポールを設置し注意喚起を行うなど、誰にでもわかりやすい工夫をしています」と説明。作業工程を見直し、時間短縮や工数減によるメリットを実感できるようにしたところ、問題点が改善されたそうです。シンプルな工夫で安全率アップ。平成 28年度、安全ボトラー賞受賞 フォークリフトの両輪止めを片手で取り外せるようにして実施率を向上させ、シートベルトを目立つオレンジ色にして着装忘れの注意喚起につなげるなど、シンプルな工夫が光ります。改善活動は確実な成果を出し、破損事故件数は平成25年度時55件だったものが昨年は4件までに激減。「改善メモ」という社員が独自に気づいた改善案を報告するシステムも活用され、各部間から多くの改善事例が報告されているそうです。 また、社内イントラネットで定期的に情報を発信し、事故事例の共有などをおこない、社員の意識を高めています。こうした取り組みもあり、日本コカ・コーラ㈱からコカ・コーラシステム国内1位に選ばれました。日本での第1位の受賞は世界1位に等しいと評価。総務部課長の比嘉秀泉氏は「小さな努力をこつこつ長く積み上げてきた結果です。弊社の取り組み例が広く労働安全活動の啓蒙に繋がれば」と、安全活動の大切さを訴えました。沖縄コカ・コーラボトリング株式会社労働安全活動の取り組み「スマイルと帰ろう」がスローガン7月 1 日から 7 日は、労働災害防止活動の推進を図り、安全に対する意識と職場の安全活動のより一層の向上に取り組む全国安全週間です。沖縄コカ・コーラボトリング株式会社では独自に工夫を凝らした取り組みを行っており、高い実績を上げています。受賞式。沖縄コカ・コーラボトリング株式会社代表取締役社長 城英俊氏(写真左)社内ポスターと沖縄コカ・コーラボトリング(株)社員の皆さんフォークリフトの至る所に安全対策11OKINAWA INDUSTRIALFEDERATION NEWS