ブックタイトルkoren637
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koren637
昨年度1年間に、工業技術センターではどれだけ「シーズ」(新技術)が育ち、「ニーズ」(需要)に応える成果が得られたでしょうか。本年度の研究成果発表会では、研究開発・技術支援の成果・事例の報告と合わせて、「第46回沖縄県発明くふう展」受賞作品の展示も行われました。 工業技術センターの研究成果発表会は、毎年開かれている定期イベント。前年度までに完了した研究成果の報告と、県内企業との研究開発事例・技術支援事例の発表を通じて、県内製造業の技術の高度化を図るとともに、工業技術センターの利活用を推進することが主な目的です。 平成28年度に同センターで行われた主な研究開発事業の内訳は、1.沖縄振興特別推進交付金事業等を活用した公募型研究を含む受託試験研究8テーマ、2.沖縄県産業振興重点研究推進事業1テーマ、3.単独試験研究11テーマ、4.企業連携共同研究5テーマ。今回はその中から、本年度も継続中の事業を含めて、以下の6件の成果発表がありました。(カッコ内は発表者)1.高機能部品を実現する形状最適化技術の開発(泉川達哉)2.少量多品種に対応可能な深絞り真空包装機を実現する容器成型技術の導入/開発(棚原靖)3.車椅子利用者向けモビリティ・コンシェルジュ・サービスの研究開発(照屋駿)4.画像処理を用いたボトリングの品質管理に関する研究(山内章広)5.壺屋焼製品の高品質化(赤嶺公一)6.新たな「おきなわブランド」に向けたドライエイジングビーフ生産技術の確立(花ヶ崎敬資) また工業技術センターでは来年度以降、従来の研究開発・技術支援領域に加えて、IoTの分野にも注力していく予定です。時流を捉えた明確なプランの下、成果・事例発表に先立って行われた特別講演では、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)の近藤伸亮氏を講師に招き、国内外における「IoT活用ものづくりの動向と企業の取り組み事例」について報告を受けました。平成29年度 沖縄県工業技術センター研究成果発表会2017年11月8日 場所:沖縄県工業技術センター成果発表工業技術センター泉川達哉氏成果発表工業技術センター棚原靖氏成果発表工業技術センター山内章広氏成果発表工業技術センター赤嶺公一氏成果発表工業技術センター花ヶ崎敬資氏成果発表工業技術センター照屋駿氏特別講演国立研究開発法人産業技術総合研究所近藤伸亮氏支援事例発表工業技術センター玉村隆子氏7 OKINAWA INDUSTRIALFEDERATION NEWS